看護師採用試験で最も重視されるのは面接試験です。
病院の採用担当者が気にしているポイントについては、事前にしっかりとした回答を考えておかなければなりません。
中でも過去の転職回数、志望動機、コミュニケーション能力の3つは、特に重要な要素として見られます。
転職した回数が多ければ信用に欠けると誤解されかねないので、転職の明確な理由を答えられるようにしておきましょう。
また、志望動機はどこの病院にも当てはまるような漠然としたものでは不十分です。
病院の業務内容や理念をしっかりと理解し、具体的に取り組みたいことを考えておくことが大事です。
さらに、医療の現場では患者や医療スタッフとのコミュニケーションが欠かせません。
面接ではしっかり相手の目を見て、積極的に質問をすることが望ましいです。
面接試験では、第一印象も非常に重要です。
看護師として働く時と同じように、清潔感のある身だしなみを心掛けましょう。
私服よりもスーツを着る方が無難ですが、無い場合は白いブラウスに落ち着いた色のジャケットでも構いません。
ヒールが低めの黒いパンプスに自然な肌色のストッキングを合わせると、真面目な印象を与えることができます。
アクセサリーやネイルなど通常の仕事ではしないものは、ネガティブな印象を与えるので控えましょう。
以上のポイントを押さえておくと、採用率はグッと上がります。
倍率の高い病院を希望する人は、看護師支援転職会社などを利用し、その病院に特化した面接対策アドバイスをしてもらうとなお良いでしょう。